19世紀

19世紀のヨーロッパの下着は、幾つもの大きな特徴が見え始めました。1830年から約20年間は、王制復古時代のコスチュームが再登場し、このシルエットを現わすためにコルセットが盛んに用いられました。そして、このコルセットは徐々に上流階級から中流階級へと普及していきます。また、この時代はシミーズが発展した時代でもあります。シミーズは、13世紀にフランスで、15世紀にイギリスで生まれたものですが、同じような形の下着はそれ以前からあり、スモックと呼ばれていました。15世紀あたりからシミーズの名で呼ばれるようになり、飾り襟がついたり、襟が上に着ているドレスのネックレスラインの上にカラーとして出るようにデザインされ、装飾性のあるものに変わっていきました。また、この時代の女性の胸にはレモン・ボソムというパットの原型になる詰め物が納まっていたそうです。